家族について④
アメリカのお父さんが決して皆、家庭的というわけではない。
ただ、アメリカ人はもともと自分の家、自分の家族が大好き。
家族または自分の時間確保のために残業しないのも、有給をたっぷり取るのも、社会的に何の遠慮も要らない。
日本だったら、男性も育児休暇を半年は取る、残業禁止など、法的に強制しないとまず無理。
それでも、休むほうは「すみません」という気持ちになるんだ、何故か。
どーか、休みの日に頑張っているお父さんに「普段、何にもしないんだから、休みの日くらい当然よ」みたいな態度は絶対に取らないでほしい、お母さん。
認め合わないと、互いに長続きはしない。
子どもに接するときに、よほどの事でない限り避けたいのが、二人とも、もしくは大人が皆で感情的になるとこと。
子どもの逃げ道がなくなる。
感情的になったフリならばOK!
お母さんが感情的になっていたら、お父さんは冷静に、お母さんも子どもも見守る。
逆もまた然り。
腹を立ててる当人は、その冷静さにさらに立腹するかもしれないけども。
「あなたも一緒に叱ってよ」となるかもしれないけども。
でも、一緒に感情的になって叱ってはいけない。
結果、それが子どももパートナーも助けることになるはず。
逃げ道が大事。
お互いを認めう関係が必要なのだろう。はたして。
ただ、衝突の際にどちらが先に相手を認めるか、先に折れるべきかを考えると、基本はお父さんが先に折れるべきかなー。
子育てだけの世界に囚われがちのお母さんに対して、お父さんは仕事という外の世界に嫌が応にも触れてるので冷静になれるはず。
例え、共働きにせよ。
女性の方が精神的に大人の場合が多いと言われても、奥さんに自分の母親を求め過ぎると、奥さんがパンクしますぜ、旦那。
と自分にまず言い聞かせよう。
完
ほんだらの。

↑一旦、子育て論は終了。いくらでも書けそうなので…。
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11回続いた「子育て論」。
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柴 英斗
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