飛行機に乗ることが珍しかった頃、可能な限り、窓側の席を取っては、雲海などを眺めてました。
子供時代ではなく、20代後半の頃の話です。
でも、体は硬くなったし、トイレは近くなるし、と最近はめっきり通路側派。
今回、研修が予定より早く終わったので、1便早い機を空席待ちで申し込みました。
アメリカで空席待ちする場合、ゲート近くで自分の名前が呼ばれるまで待機です。呼ばれたときにいなければ、無かったことになります。
無事、空席が取れ、それが窓側でした。
定刻通りに動き出したので、「子供が起きてる間に帰れるかも」と思ったら、「滑走路が塞がれているので数分待ちます。」とのこと。
「数分」は60分でした…。
すったもんだがあって、漸く離陸。
大陸と太平洋の境界線が続きます。
ロスからは日本行きにしか乗ったことがなかったのですが、初めて、海上で旋回して東に向かいました。
日本は緑の国というイメージですが、こうして見ると、アメリカはほんとに真っ茶色の国。
これなんか、小学校の職員室近くの廊下に掛かってた立体地図みたい。
久々の窓側、しかもまだ明るい時間のフライトということで、外を眺めるのもいいもんですなーと実感。
やっとシカゴに到着。
それにしても、隣に座った50歳くらいの熟年アメリカ人夫婦。
滑走路で待機していた時間も合わせて、計5時間、旦那さんがずーっと奥さんの太ももを撫で回しておりました。
愛情なのか、習慣なのか、義務なのか、おすけべなのかわかりませんが、とにかく脱帽。
ほんだらの。
柴 英斗
ブログはほぼ週刊? http://shibaei.exblog.jp/
メールマガジンは月刊 http://www.melma.com/backnumber_102854/