10月10日、我が子の通う幼稚園の運動会!
午前中は肌寒く、時折、雨もぱらつきましたが、昼からは日差しも強くて暑っ!!
保護者リレーにも参加してきました。まだまだ全力で走れますな。
まー、しかし、幼稚園の先生は大変だと同情しました。
競技が終わる毎にラインをほうきで消して、新しいラインを書いて、それが消えないように水をかけて、子どもたちを整列させて、泣く子はなだめて、衣装をそろえてあげて、小道具を出して…。
てんやわんやでした。
幼稚園の園庭では狭すぎるということで、近くの小学校の運動場を借りたのですが、立ち入り禁止のところにはイスを積み上げて、ロープを張って、張り紙して、とえらい気の使いよう。
プログラムはロケットの形をした紙を何枚も貼り合わせた手の込んだもの。
子どもや保護者に渡すメダルも手作りのもの。
準備にどれくらいの日数・手間をかけていただいたんでしょうか。
感謝です。
私も親子向けのイベントをよく企画・運営するのですが、まず全員に満足・納得いただけることはありません。
アンケートをお願いすると必ずお叱りの声、クレームが入ります。
「エアコンが寒すぎました。子どもも寒かったと言っています。」
風邪が当たらんとこに移動したらええやん。はおるもん、持ってきたらええやん。
「せっかくの表彰式なのに、壇上での時間が短く、がっがりしました。」
1グループずつの時間を長くしたら、時間内に終わりません。そうなったら、「長過ぎ!」って書くでしょ。何より自分の子どもが長く壇上にいるのは許せても、他の子は待てないでしょ。
「ビデオを撮る他の方が邪魔でした。」
一応、撮っていい場所、禁止の場所は設けているんですけどね。あなたが最前列で撮影できたらこんなこと書きますか?むしろ、全面禁止にしたらどう書きますか??
いえいえ、いつもこんなことを考えているわけではないんですよ。
お客様の声は真摯に受け止めますので。
手作りの賞品が多かったのは、いろんなクレームを考えた際に一番、無難な線を選んだのではないかと思われるのですよ。手間はかかっても。
この幼稚園、決して有名でも難関でもないけれど、一応、考えて選んだ幼稚園。
何を考えたかというと、保護者層。
子育てで一番難しいのは、自分はきちんと育てているつもりでも、きちんと子育てする気のない親と一緒にされると面倒だということ。そういう親の子ははたして問題があることが多く、我が子の級友になると思うとちょっと心配になってしまいます。これを差別というかどうかは別問題でしょう。
さすがに観客席の最前列でレジャー用のイスやテーブルを広げるような非常識な親はいなかったのはありがたかったです。(いますよ、他の幼稚園は。特にマンモス幼稚園にはいろんな親がいます。)
ただ、最後の後片付け、もっとみんなで手伝ってもよかったのではないかと感じました。
幼稚園の先生は学校のトイレ掃除をしてました。
飾りや門などの片付けは係の保護者が手伝うことになっていたのですが、係は母親が中心。母親を待つ間、子どもと遊んでいる父親もいっぱい残っていました。私は力仕事は得意なので手伝ったのですが、「お父さん方もお手伝い、お願いします」と一言あってもよかったのでは?と思いました。
片付けがもたついたことで何か言われたのか、後日、幼稚園のブログで「お願いの指示などが徹底できずにご迷惑をおかけしました」と書かれていました。
いやいや、よくやっていただいたと思いますよ。
気にしなくてよし。
結局、主催者側の立場で考えられるかってところなんでしょうね。
「客だから」と思っている人が多いと、こういうイベントは厳しいです。
みんなで作る運動会、でいいんでない??
ほんだらの。
↑212位。
↑114位。
柴 英斗
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