不況のため、イリノイ州でも治安が悪化しているようです。
(ガス代はだいぶ下がったんですけど)

近所の友人の日本人の方が
「会社から駐車場での盗難に注意するよう言われた」
「デトロイトではたくさんの店が閉まってたし、いくつかは窓が破られてた」
と言ってました。
さらに、聞き捨てならない情報。
奥さんの知り合いの知り合いの方(不確定)が
近所のスーパー(シャンバーグ、ヒギンズ沿いのターゲット)の駐車場で強盗にあったとのこと。
駐車場で車に乗り込もうとしたら
「これが何か分かるか?」
と
銃を突きつけられたのだそう。
その方は大声で叫んだのですが、バッグを盗られてしまったようです。
銃を突きつけられて叫べる度胸がすごいですが、何より怪我がなくてよかったです。
さらにその前の週にウッドフィールドモールでも日本人が襲われたとか?
こうなると、噂が噂を呼び、収拾がつかないので、
総領事館に訊いてみました。
総領事館の担当の方より
お問い合わせの件ですが、当館においても、10月下旬から「シャンバーグのウッドフィールドモール近くに所在するターゲットの駐車場で、日本人被害のけん銃による強盗事件が発生したようだ」という噂を認知し、既にシャンバーグ警察署に電話により照会しております。
警察側は、総領事館からの問い合わせであっても、被害者のプライバシー保護の観点から事件の詳細は教えられないとしながらも、10月下旬にターゲットの駐車場でけん銃による強盗事件があったことは認めています。ただし、被害者が日本人だったとの回答はありません。
警察の担当者によれば、問い合わせした時点での10月中に発生した強盗事件は3件だけで、全て別々の場所で発生しており関連性は認められないとのことであり、ターゲットの駐車場で発生した強盗事件もたまたまその場所で起こった事件との認識のようです。
同担当者曰く、シャンバーグ地域の治安が急に悪くなったとか、モールの駐車場で強盗事件の発生が増えているとの状況ではない、また、日本人やアジア人が狙われたとか、日本人が被害に遭う事件が増えているとのこともないとの話でした。
当館としては、管轄警察署から具体的な情報が得られず本件事実の有無を確認できないこと、被害者ご本人から直接お話しを聞いておらず、また、注意喚起の広報をする承諾を得ていないことなどから、総領事館のホームページやEメールマガジンでの広報は控えている状況です。
当館に直接問い合わせがあった方には、同じ内容をお伝えしています。
警察の対応、総領事館の方の回答はまったくもって当然至極ですが、
人間は不思議なもので、信憑性の高い情報が多いほど、落ちついた行動ができます。
(なので総領事館の方の話も了承を得て、掲載させていただきました。)
シカゴ郊外に住む我々としては、下手に騒ぎを大きくしないことが賢明な対応です。
用心するのに越したことはありませんが、「外出できない」と言うほど過度に反応する必要はないでしょう。(そんなこと言っても、外出せざるをえないでしょうけど)
夜はできるだけ外出しない
一人で寂しいところには行かない
駐車場などでは常に回りに気を配る
もしものときは相手に従う。抵抗しない。
など、当たり前のことを忘れないようにするくらいなんでしょうね。
あと、ターゲットで強盗事件があったことは事実(被害者が日本人かどうかは別として)ですので、奥さんにはそこに行かないように言いました。
というわけで日本の皆さん、今のところ大丈夫です。
うーむ、しかし、銃だけはどうしようもないな。いくら体を鍛えてもムリ。
ほんだらの。

↑30-50位くらいです。

↑ときどき2位。
悟空になりたい。ルフィでもいい。ぽちっぽちっ。
柴 英斗
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