日の本にて…  ハロー、シカゴ



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鋼の錬金術師 最終回

6月12日発売の月刊少年ガンガンでついに、

「鋼の錬金術師(荒川弘)」が完結しました!
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足かけ9年、壮大で崇高なテーマが見事にまとまりました。

3軒目の本屋でようやく残っていた1冊をゲット。

売り切れ店続出なのではないでしょうか?

それくらいガンガンの発売部数に貢献してきた作品です。

偉いと思うのは編集陣。

ここまで売り上げに直結する作品を終わらせる決断はなかなかできないはず。

かといって無理すると作品のクオリティが下がってしまう。
(週刊ジャンプの「ドラゴンボール」や「北斗の拳」のように…。)

「スラムダンク」が終わったのは、当時としてはセンセーショナル!
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→ガンガン名物 付録

作者と編集陣の信頼感が必要なんでしょう。

海外駐在に持っていたのは、「スラムダンク」と「鋼の錬金術師」。

どちらも何度も読み返しました。

完結していた「スラムダンク」に対し、当然、「鋼の錬金術師」はまだ連載中。

新しい単行本が出ると、帰国を待てずに日本で買う2倍近い値段でも、ミツワで買ってました。


フィクションだからこそ「救い」がほしい。

救いのない話をマンガや小説の中にまで求めません。

さすが荒川先生、救いがありまくりの最終回でした。


うーむ、しかし、「ハガレン」以外の作品をいまだに全く読んでないガンガン…。

ただの読まず嫌い??

ほんだらの。

↑どこ?
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↑何位??

柴 英斗
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by shibaei | 2010-06-14 22:57 | マンガ・アニメ

でかるちゃっ!

今回、誰も理解できないと思います。
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シカゴにいるのに最新刊。

どちらも再アニメ化決定だそーで。

こっちではハガレンは夜11時からやってる。

一歩くんは日本でも深夜に放送してた。85巻って!(全巻初版で持ってる俺って!)


ところで、「マクロス・フロンティア」が最終回を迎えた。

これも日本では深夜放送。

いやー、おもしろかった。
最初の「超時空要塞マクロス」を知っているうるさいおっさんファンも十分に楽しめた。

「あだち充の世界をSFに持ち込みたい!」という意気込みで最初の「マクロス」が放送されたのは、もう25年以上前。おっさん、中1。
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三角関係に見事にはまり、主人公の輝はどちらのヒロインと結びつくのか女子と論じ(男子で観てる友達がいなかった)、はては月刊アニメディアに投稿したりしてた。

LPレコードほぼ全部ある。
(迷作「ミスDJ」のみカセット。)
当時はレコードとカセットが支流。

ミンメイの曲は全部唄える。お気に入りは「しゃお・ぱっーいろぉんっ!」

大学のときに放送された「マクロス7」はちょっと敬遠したが、曲は好きだった。

音楽の羽田健太郎さんも一条輝役の長谷さんも逝っちゃったけど、飯島さんはすっかりお年をめされたけど、アニメ・漫画の世界は永遠だ。

なので、続編やリメイクが作りやすいのかもしれない。

マクロス・フロンティアはもっと長く続けても良かったぞ。特に学園ターン。25話だなんて短過ぎ。

と思ったら、
祝、マクロス・フロンティア映画化決定!!
商業的なものが見えるのは仕方ない。稼げるもんが稼ぐ!

以前にも書いたけど、アニメや特撮というのはコアなファンを獲得すれば、視聴率など大して気にしなくても、関連商品さえ売れれば、続編も映画も作成されるのである。

だから深夜放送でも大丈夫。

深夜枠が増加してる原因は、アニメを見る年齢層が上がったこともあるんだろうけど、それとは別に、動画サイトの影響大だと思う。

こっちにいたって、最新のドラマ、アニメ、特撮、いくらでも観られる。

関連商品が売れるアニメや特撮にとって動画サイトは、考えようによっては追い風かもしれん(DVDの売り上げには逆風だろうけど)。

動画サイトの影響が深刻なのは、関連商品の少ないドラマ関係。

絶好調時のキムタク先生でも、セナ人形(ロンバケ)や公平人形(ヒーロー)は売られてないよね?

ドラマの頼りは視聴率のみ。

多くの人が動画サイトでドラマ観る

視聴率、上がらない(例え、評価は高くても)

スポンサーがつかない。

製作現場、シビア。

知名度のある俳優ばかり、人気のあった作品の続編ばかりで冒険できず。

若手俳優、若手スタッフが育たない。

テレビドラマ低迷

日本のドラマ製作現場は、すでにこの視聴率という得体の知れないものによって、衰退の一歩をたどってるんではないか。

「ドラマが好き!だから動画サイトでチェックしてる」という方、そのせいでドラマがなくなるかもよ?

スポンサーに頼らず、全チャンネル、有料にしたらいいのに。


ということで、今度帰国したら商品売り上げに貢献するぞ!

1/72 メサイアバルキリー
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1/100 MG RX-78 ver.2
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おそらく発売されるであろう「マクロス・フロンティア・ソング集」も。

ほんだらの。


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↑理解できんでしょ?よかったらぽちっぽちっ。

柴 英斗
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by shibaei | 2008-09-28 12:07 | マンガ・アニメ

シカゴ・カルビ

今週は毎日、飲んどります。ダイエットはどこ吹く風。

実は本社からプレジデントが来局してたんです。

こんな時にしか行けないかも!と、ついに行ってきました。

シカゴ・カルビ!
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イチロー選手お気に入りの店と言うことで有名になった、シカゴでは誰もが知っていると言われている焼肉店。

オーナーは日本人です。

ダウンタウンからも、会社からも、僕の住むシャンバーグからもちょっと遠いのですが、絶対に行く価値はあります。

駐車するのがちょいと大変。
・お店のあるローレンス通りのコインメーターを使って駐車するか、
・それが出来ない場合のみ、お店から裏の住宅区内の住民用路上駐車許可書を貸してもらえます。

この居住区も車でいっぱいだったので、僕らはお店から北へ500メートルくらい離れたところに駐車しました。暗くなるとちょっと物騒かも…。

店内はちょっと広めの食堂みたいな感じで、入口側はオープン席、奥は仕切られた小部屋になります。
(少人数での予約は受付けてないそうです。)

何はさておき、ビール!「とりあえず、ビール」はビールに失礼。
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最初のお勧めは

とろろユッケ。

ごま油が効いてて、うまっ。

思わずもう一個追加。




こっちは、蒸し焼きベーコン。
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三種類の食べ方がありますが、むっちゃしょっぱいエビの塩辛をちょびっとだけ巻いて食べるのが気に入りました。

ほか、キムチ巻き、醤油だれがあります。





肉、にく、ニク~!
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これは和州牛のタンとハラミ。

神戸牛をアメリカで育てたものを和州牛と言うのだそうです。





うんで、遂に登場。

和牛のカルビ。
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しばし無言…

うんまいっ!

汗だけでなく、思わず笑顔がほとばしりました。

ほんとに美味しいものを食べたときって言葉がでません。

これで55ドル。

和牛だけはしっかりした値段ですが、あとはそう恐れるほどでもないので安心してください。
あっ、別にお店の回し者ではありません。

シメに、お店の人が教えてくれたメニューには載せてないという
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あんかけラーメン。

これ、間違いなくシカゴではナンバー1です。

店員さんの応対が気持ちよく、日本語が分かる方がほとんどです。
特に我々についてくれたオレンジのポロの女性店員の方は(服装を説明しても仕方ないですね。着替えるっちゅうねん)、非常に気のつく方で、最後のラーメンも三人分に取り分けてくれたりしました。

うちの会社に来ませんか?

でも、ここでの最大の収穫は

生、桜木花道。
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ブルズがあるもん、井上雄彦氏、来ますわねー。

ほんだらの。

↑ぽちっとね。

柴 英斗
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ブログダイエット 14日目
上記の記事の下に書いても何の説得力もありませんな…。
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体脂肪率26。

これは健闘しているとみるか、既にリバウンド開始と見るべきか?

朝、ぬき(帰宅したのは午前3時)
昼、焼飯、シューマイ、蒸し餃子
夜、からあげ、キャベツ、きゅうり、味噌汁

今日から仕切り直し、仕切り直し。
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by shibaei | 2008-06-07 11:33 | 海外

君が好きだと叫びたい

事務所内で引っ越しました。

新しいデスクです。
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ちぃっとも語学力が上がらないので、よりネイティブの皆様に囲んでもらう環境になりました。

しゃれにならん。

月曜に英語でのプレゼンを何とか終了。サーベイの結果も悪くはありませんでした。

でも、一番どうだったかが分かるのは僕自身。

日本語でのプレゼン経験なら1000回は軽く超えてますから、聞いてる人たちの空気くらいは読めます。

デスクからの眺めです。西向き。
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みんな、優しいなぁ。

好意的な評価は、海南大付属との試合で最後にミスをした桜木花道を誰も責めないのと同じなんだろうなぁ。

もともと期待してなかったから、それよりはよくやったんじゃない。

流川君曰く「てめぇがミスするのはわかっていたことだ」

うーむ、これではいかんわ。

けど、どーするかの?

反省して、髪、切るか?

うほっ、赤坊主。

ほんだらの。


柴 英斗
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↓ぽっちとな。(別に何も起こりません。)

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by shibaei | 2008-02-29 08:21 | 海外

Airi?

昼休みー。

月曜に1時間以上のプレゼンをしないといけないので、もう、てんやわんやだ。

”てんやわんや”って何て言うんだろ? Hard? Challenging?

何か違う。

現実逃避中。
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ビルの一階の売店にタバコを買いに行ったら、いつもと違うインド系のにいちゃんがいた。

「アイリ?」と聞かれたのだが、何のことやら分からず。

レイの妹?「お前らの血は何色だっ!!」by原哲夫・武論尊

杏里?「みつめるキャッツアイっ!」by北条司

よく聞けば、「ID」だった。

他の店でお酒やタバコを買うときは、気をつけてるんで、すぐに分かったはずなのだが。
(こちらでは基本、必ず免許証など写真付の証明書を提示します。)

ここで聞かれたのは初めてで全く警戒してなかった。

発音なんか気にすんなってことだな。

ほんだらの。

柴 英斗
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by shibaei | 2008-02-23 04:13 | マンガ・アニメ

Dragon Ball

ハリウッド版ドラゴン・ボールの撮影がメキシコで進んでるって。
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悟空はジャスティン・チャットウィン(宇宙戦争のトム・クルーズの息子役)。

亀仙人がチョウ・ユンファ(男たちの挽歌)ってどうなん?

田村英理子さんも出るらしい。
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内容はピッコロ大魔王編らしいけども、三部作になるという噂も。

でも、悟空が高校生の設定って…。


で、どーでもいいことだけど、最近、魔人ブゥ化が著しい。
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今日、久しく履いてなかったジーンズを履こうとしたら入んなかった…。

ベルトの穴も二つずれたもんな。

ここで仮説を立ててみた。

11月4日のブログでカミング・アウトしたけど、めっきり、髪が薄くなっている。こっちに来てから。

しかし、髪が減ったんではなく、

太った

頭がでかくなった

毛穴と毛穴の距離が広がった

髪が少なく見える

だけだとしたらどうする?

痩せれば、毛も元通り!へぇ、現実逃避です。

チビ・デブ・ハゲ、三拍子揃い踏みの日も近い?

ぐすん。

ほんだらの。

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by shibaei | 2008-01-14 12:50 | マンガ・アニメ

Snow 2

来ました、本格的に。
最初のは期待はずれで、2回目は氷でした。
今回こそ雪です。

昨日の夕方4時くらいから振り出して夜の7時にはこの状態でした。
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で、家に帰ったらこう。
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この時点で、四国育ちの私と九州育ちの妻のテンションは上がりっぱなしです。

新潟出身、自称きゃらくたぁましんの新沢基栄先生(代表作・ハイスクール奇面組、怪傑!豪くんマン)に怒られそうです。
「雪のおとろしさ、なーんもわかっちゃいねえだっ!」

朝、こうなってました。
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既に除雪車が家の前の道路を除雪・塩撒きしてくれてます。
道路にも塩を撒くのでえぐれまくってます。

購入してあった除雪セット、初出陣です。
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黄色い袋は塩。

朝から雪かきです。
きちんとやっておかないと、滑った人から「お前がきちんと雪かきしてない所為だ」と訴えられることもあるので気合が入ります。恐ろしい国です。(詳細はメルマガへ)

生まれて初めての雪かきの成果です。
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腰、いった~。


さて、会社に着きました。
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2時間くらいかかるかと思ってたら、道路の除雪が完璧で、ほぼいつもどおりの時間で到着しました。
でも、まだまだブリザード状態です。松任谷さんの曲がヘビー・ローテーションです。

ちなみにこちらはスタッドレス・タイヤ、チェーンは禁止です。

現在、朝の9:40、オフィスにはまだ誰も来てませんでした。

ので、このブログを書いてます。さぼっているわけではありません。

ほんだらの、です。

柴 英斗
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by shibaei | 2007-12-06 01:24 | 海外

Japanimation

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This is the Ninzya way!
今日もナルトが叫んどるわ。
多分、日本よりもこっちの方が人気があるんではないかいの?
玩具もいっぱい売っりょるで。
ほら、アメリカ人は忍者好きやん。何で「ニンジャ・タートル」がヒットしたんか、未だにわからん。

こっちのCartoon Channel,日本のアニメがいっぱい放送されよるけど、放送の順番が全然わからん。この間の土日は2日間ずっとナルト。一挙100話放送やって!かといえば同じ話を放送したり、またもどったり。
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そう言えば、ドラゴンボールZも放送中。18号を吸収する前のセルが出とった。
もうすぐセルゲームや、多分。
悟空と悟飯は時の部屋で修行中。
2人の声優は別の人やったわ。やっぱりアメリカに野沢さん(悟空と悟飯、後半には悟天の一人3役をこなした神のような声優さん)はおらんみたいやの。

勿論、セリフは全部英語。
あくまで勉強!?

ほんだらの。
柴 英斗


アニメ=子ども=教育ということではないけども、教育のことを書いてみた。メルマガもよろしく。↓
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by shibaei | 2007-09-16 15:54 | マンガ・アニメ

OZ PARK


c0123806_22273083.jpg毎朝、6時半に起きて筋トレ&ウォーキング。
規則正しい生活が一ヶ月続いている。
ちょっとは痩せたか?哀しいかな、もう走れん。
近くにオズの魔法使いの「OZパーク」がある。朝は気持ちいいぞ。


放し飼いのウサギ。
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「臆病なライオン」、何が悲しくてこんなデザインに・・・。奇面組の大間仁くんに似てる。
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ほんだらの。

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by shibaei | 2007-07-16 22:33 | 海外

日の本へ「機動戦士ガンダム」

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 ガンダムのことを思いつくままに。記憶が頼り。信憑性薄し。長いよ~。
 
 日の本へ… 「30代のガンダム論」

 私の自慢はファーストガンダムを再放送ではなく、初回放送時から見ていたということである。私の郷里、香川県では当時、土曜日の17:30からが日本サンライズ枠だった。『無敵超人ザンボット3』に始まるシリーズは以後、『無敵鋼人ダイターン3』『機動戦士ガンダム』『無敵ロボ・トライダーG7』『最強ロボ・ダイオージャ』『戦闘メカ・ザブングル』『聖戦士ダンバイン』『重戦機エルガイム』『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ZZガンダム』『機甲戦記ドラグナー』と続いていく。これとは別枠(少なくとも香川では)だが、この期間にサンライズは『伝説巨神イデオン』『太陽の牙ダグラム』『装甲騎兵ボトムズ』といった小ヒット作も生み出している。ちなみに、これらの作品のOP・ED、全て唄えたりする。

 ダイターン3終了間際、1979年当時、小1の私は『テレビマガジン』や『テレビくん』という雑誌の存在を初めて知る。集団登校時の待ち合わせ場所に、4年生のお兄ちゃんがその雑誌を持ってきており、「おまえ、こん中でどれが一番、かっこええと思う?」と聞いてきた。見たこともない雑誌に、見たこともないロボット!その見開きのページには白いロボットと赤いロボット、戦車みたいなロボットが描かれていた。私は赤いロボット・ガンキャノンを指差した記憶がある。白いロボット・ガンダムは線が華奢すぎてミクロマンみたいに思えた。戦車みたいのはガンタンク。これが私とガンダムの最初の出会い。

 一般的に『機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)』は初回放送時の視聴率が悪かったと言われているが、当時既に大学生にはかなり評価が高かったらしい。要はチビッ子の受けがよくなかったのだ。それはつまり関連商品が売れないということである。アニメの場合、協賛するお菓子、玩具メーカーの商品が売れるかどうかが最も大切なポイントである。極端な話、視聴率が0%でも、おもちゃが売れれば、作品としては生き残れるはずである。

 ガンダムの前後の番組に注目してみる。ザンボット3、ダイターン3とここで既にサンライズは子供向けにしては思い切った方向を打ち出す。ザンボット3では主役である神(じん)ファミリーはほとんど戦死。ちなみに、主人公の神勝平を演じたのは大山のぶ代さん、大山さんはお気に入りの作品にこのザンボット3を挙げているらしい。ダイターン3はテンポや設定がかなりお洒落。主人公の名前は波嵐万丈(はらんばんじょう)、声はブライト役の鈴木洋孝氏(06年、急逝)で、ダイターン3が主役としてのデビュー作でもある。

 両作品とも合体・変形メカであり、玩具もそれをうまく表現できていたこともあり、売れ行きは結構好調で、それなりの成功を収めてきた。それを受け、ガンダムは満を持しての登場だったのである。

 そんなガンダム、ロボットではなく兵器としてのモビルスーツなど、それまでの作品にないものを設定に入れてきた。が、大人にも納得できる作品を作りたいという現場と、売り上げ第一のメーカーとの間に軋轢があったのは容易に想像できる。(近年、『仮面ライダー響鬼』で異例の番組途中でのプロデューサー交替もこれが原因だと思われる。)制作費がメーカーから出る以上、メーカーからの要望は優先しなければならない。まずガンダムはコアファイターとのドッキングが可能。テレビではやたらと空中でドッキングする。さらに番組後期にはGファイターが登場し、空中・宇宙空間での変形・合体を繰り返す。当時の協賛玩具メーカーはクローバーで、Gファイター登場後、少しは関連商品の売上が上がったらしいが、如何せん、かなりプロポーションは悪く、子供騙しのイメージは強かった。ガンダムはメーカーの突き上げに屈っしたのか、全52話放送予定を43回で打ち切りとなる。富野由悠季監督、そのうっぷんを晴らすように劇場版では設定を変更し、空中ドッキングなし、Gファイター登場せず、ガンタンクも『めぐりあい宇宙編』では姿を消している。

 ちなみに、監督の富野由悠季氏、キャラクターデザインの安彦良和氏、メカニックデザインの大河原邦男氏は私たちの年代にとっては神様だ。富野監督は別名「皆殺しの富野」とも呼ばれ、手がけた作品の登場人物たちを惜しげもなく殺すことで有名。前述の「ザンボット3」しかり、「ガンダム」シリーズしかり。劇場版『逆襲のシャア』ではついにアムロもシャアも…。「イデオン」においては登場人物全員死亡。

 ガンダムの後番組のトライダーG7、この作品の主人公は竹尾ワッタ、小学6年生で竹尾ゼネラル・カンパニーの社長である。見事にタイムスリップしたかのような、如何にも子供受けしそうな設定だった。ガンダムの関連グッズの売れ行きの悪さに、メーカーが痺れを切らせたのが目に浮かぶようだ。一作品を約一年と考えると、トライダー、ダイオージャと約2年間、子供にわかりやすい「ロボットまんが」が続く。この2年の間に、ガンダムの逆襲が進行する。ガンプラブーム、劇場版『機動戦士ガンダム』の公開。そしてサンライズはザブングルから路線を再度、中高生・大学生向けに変更し、ここから暫く、サンライズ黄金期が続いていく。

 恐らく、それまでのロボットアニメ史上最も不細工であったろう主人公ジロン・アモス、ウォーカーマシンという作業・建設機器の延長のようなメカ群、どんな犯罪を犯しても3日逃げ切れば無罪といった設定など、冒険的要素を取り入れた『戦闘メカ・ザブングル』。個人的にこのサブングルにはかなりの高得点をつけている。市場の反応も良かったのか、ザブングルは後に『太陽の牙ダグラム』とともに劇場公開されている。『ザブングル・グラフティ』。(ほかに『銀河漂流バイファム』『巨神ゴーグ』は僕の中で高得点。)

 キン肉マン、アバレンジャーの主題歌でお馴染みの串田アキラ氏をメジャーにしたのは、このオープニング『疾風!ザブングル』であろう。同時期の宇宙刑事シリーズ「あばよ涙!よろしく勇気!」とともに(富士サファリパーク説あり。「ほんとに、ほんとに、ライオンだ~」)。ちなみに挿入歌『HEY YOU!』を唄ったMIOさんは富野監督のお気に入りになったらしく、その後の作品、ダンバイン『ダンバイン、翔ぶ』、エルガイム『TIME FOR L・GAIM』、ザブングルの劇場版主題歌『GET IT!』などを唄っている。近年、オリジナル・ビデオ作品『機動戦士ガンダム0083 スターダスト・メモリー』の主題歌に登場したのはサンライズ・ファンをときめかしたものだ。

 ザブングルから、特に敵ロボットは量産型という設定が復活(アニメ界に量産型の概念を初めて取り入れたのは『新造人間キャシャーン』のはず)する。また、主人公メカが途中から変わるという荒技を生み出したのもこの作品から。タイトルは「ザブングル」なのに、番組後半の主人公メカはウォーカー・ギャリアとなる。以降、ダンバインではビルバイン、エルガイムではMK‐2にそれぞれ主人公メカが変更される。それを踏まえたのか、『機動戦士Zガンダム』では、初回からは主役モビルスーツであるZガンダムは登場せず、番組前半に活躍するのはガンダムMK‐2となっている。

 『機動戦士Zガンダム』の放送開始時、私は中2だった。この放送にあわせ、角川書店から雑誌『ニュータイプ』が創刊される。Zでは、シャア・アズナブルはクワトロ・バジーナと名を変えている。ピザ屋でお馴染みのクワトロ、そう「4つ」という意味である。何故にクワトロなのか?シャアの本名は言わずと知れたキャスバル・レム・ダイクン、ジオン公国の創始者ジオン・ズム・ダイクンの忘れ形見である。それがシャアと名を変え、復讐のために独裁者ザビ家に近づくのがファーストガンダムでの話なのだが、実はこのシャアという名は彼にとって3番目の名前である。よって4番目の名はクワトロ。ほとんど知られていない彼の2番目の名はエドワウ・マスという。ジオンが急死(暗殺説あり)した後、地球のマス家に引き取られたときの名である。だから、妹はセイラ・マス(本名アルティシア・ソム・ダイクン)。この辺りのことは、安彦良和氏による『ガンダム・オリジン』参照。

 そんなZの世界感、放送当時の私にはほとんど理解できなかった。主人公カミーユ・ビダンの激しい性格(今でいう“キレる”)が理解できず、また、登場人物のほとんどが軍人であり、共感できるキャラも存在せず、部活の忙しさも相まって、いつのまにか観ることから遠ざかってしまった記憶がある。全話を観るのは、実は社会人になってから。ファーストガンダムの一年戦争を生き残ったカツが死んでしまうのは何故!?でも、その後番組のZZガンダムでハヤトが死ぬのはもっと不可解。意味のない死ではないか!まるで『超時空要塞マクロス』の柿崎の死のようだ。ZZからサンライズの勢いは失速し、ドラグナーでこの枠から去っていく。あぁ『機甲戦記ドラグナー』、誰も覚えていないであろう哀しい作品。タイムボカンシリーズを締めくくった『イタダキマン』のように。超時空シリーズを締めくくった『超時空騎団サザンクロス』のように。

 富野監督自身がZについて最近、語っているのだが、「僕はこの作品が当時、嫌いで…。でも、改めて見直すと作品が可愛そうに思えてきて…」。そのためかZ映画版のラストはテレビとは随分と違うものになっている。

 ファーストガンダムの初回放送時、実は第1話「ガンダム大地に立つ」から見ていたわけではない。当時、私は小2で、交友関係も活動範囲も大幅に広がっていた頃で、土曜日は遊び優先、今のように休みではなかったため、午前授業が終わった後はランドセルを置くのももどかしく外に飛び出していったものだ。門限が6時だったこともあり、その時間から放送していた『超電磁ロボ・コンバトラーV』『超電磁マシーン・ボルテスⅤ』『闘将!ダイモス』は欠かさず見ていたが、5時半からのガンダムはあまり見る機会がなかった。そんなガンダムを初めて見たのは、日が短くなった秋頃だったと思う。チャンネルを回す(当時のチャンネルは回転式)と、灰色の髪のひねたようなお兄さん(カイ・シデン)が「ほんと、軟弱者かもね」と呟いたのがやたら強烈な印象として残った。第27話「女スパイ潜入!」である。

 「軟弱者かもね」、こうした富野監督独特の痺れるようなセリフ回しがガンダムの特徴の一つだろう。同年代の男性ならば、必ず使った事があるのではないか。女性ならば、聞いてことがあるのでは?アムロなら、「アムロ、ガンダム、行きます!」「親父にもぶたれた事ないのに!」。セイラさんの「軟弱者!!!」「あなたならできるわ」。ガルマ・ザビ「図ったな!?シャア!」。ランバ・ラル「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」。スレッガー・ロウ「哀しいけど、これ、戦争なのよね」。中でもシャアのセリフは秀逸なものが多い。「認めたくないものだな。自分自身の若さゆえの過ちというものを」「坊やだからさ」「冗談ではない!」「私の同士になれ」「私の手向けだ。姉上と一緒に仲良く暮らすがいい」。ガンダムの声優さんたちは、映画、DVD、テレビ、携帯の着ボイスなど、何回くらい同じセリフを言わされているかしら?

 『アンパンマン』や『キャッツ・アイ』、最近ではドラマでも(特に三谷幸喜さんの)活躍中の戸田恵子さんの本格声優デビューがファーストのマチルダ役なのは有名な話。戸田さんは番組後半の挿入歌『きらめきのララァ』『いまはおやすみ』も唄ってましたな。それでは、戸田さんが劇場版『機動戦士ガンダム 哀・戦士編』の頃に、シャア役の池田秀一さんと結婚したのはご存知か?シャアとマチルダが結婚している後でアムロが「マチルダさぁ~ん!」と叫んでいる色紙を安彦良和氏が書いていた。お二人は後に離婚されて、戸田さんは俳優の井上純一氏と再婚している。ワイドショーで「黒木香、洋画アダルトの吹き替えに挑戦!」と放送されたことがあるが、当時、話題だった「ワキ毛の女王」黒木香さんの横で池田秀一さんが、やりにくそうに声をあてていたのを急に思い出した。

 初めてガンプラを手に取ったのは、恐らく小3、農協の展示会だった(村民すべてが繰り出す一大イベント!)。田舎に住んでいたので近くにおもちゃ屋がなかったのだ。放送終了後ながら徐々にガンプラ人気が出てきた頃であろう。300円、144分の1スケールのプラモデルは、それまでの関節のほとんど動かない、プロポーションがテレビとは全く違う「ロボットもの」や子供だましの「ロボダッチ」とは大きく異なり、寧ろ、自動車や戦車・戦艦に近いリアリティを持ったものだった。肩の関節部分が脆くて壊れやすいという欠点はあったが。ちなみに、100分の1スケール(700円)はコアファイターが変形、収納できるものにした為にプロポージョンが今イチ、しかも股関節・足首が動かなかった。とにかく、その頃から30代後半なら誰でも覚えているガンプラ・フィーバーが始まる。

 よく考えれば、作品の内容は大人(高校・大学生)に、玩具が子供に受けたという以前には無いパターンを作ったのも「ファースト・ガンダム」。今のアニメ作品の関連商品マーケットは我が30代が圧倒的に支えていることを考慮すると、純粋な意味で、子供騙しでないデザインが子供に受けたと意味では、このパターンは「ファースト・ガンダム」だけかも。

 毎週日曜日、朝9時の開店を待たずにおもちゃ屋の前には長蛇の列ができたものだった。お目当てのものを入手できる者は極わずかであり、列に並んでも何も購入できないという子も多かった。人気のない「ボール」や「ムサイ」が微かに残っているかどうか状態だった。そういえば、酷い店になると「ズゴック」と「ボール」、「ジオング」と「ムサイ」、「Gファイター」と「ホワイトベース」などと抱き合わせて2つ以上でないと売ってくれないところもあった。塗装に始まって、継ぎ目消し、改造、ジオラマ作成…など、少年たちは自分の模型作りの技術を競うようになる。『プラモ狂四郎』たる漫画も人気を博した。プラモデルになっている「パーフェクト・ガンダム」はこの漫画から生まれたという珍しい作品。

 ガンプラブームに後押しされて、ファーストガンダムの視聴率は再放送でぐんぐん上がり、ついには劇場版公開決定となる。43話で打ち切りになったテレビシリーズは、ア・バオア・クーの攻防で幕を閉じるのだが、本来の予定であった52話まで続いた場合、その後のジオン本国であるサイド3での本土決戦があったのか、キシリア率いる月面基地グラナダからの何らかの抵抗があったのかは知る由もない。この結末については、劇場版でも同様であった。この辺りのことを記した「富野メモ」なるものが存在するらしいのだが…。

 『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ZZガンダム』と続くシリーズは、テレビだけでなく、オリジナル・ビデオをとしても様々な広がりを見せている。一応、宇宙世紀が舞台であるテレビ作品としては『機動戦士Vガンダム』が最後になっているが、私自身は全く観ていない。またその後、平成三部作と呼ばれている全く別設定の『機動武闘伝Gガンダム』『新機動戦記ガンダムW』、『機動新世紀ガンダムX』という作品も作られたが、やはり全く観ていない。さらに、平成三部作ではガンダムシリーズから離れていた富野監督が久しぶりに復活、「全てのガンダムワールドは繋がっている」というもはや理解不能な世界にまで達してしまった『ターンエーガンダム』、はたして全く観ていない。

 因みに、登場するモビルスーツが全てガンダムという「Gガンダム」は玩具の売り上げも好調、そのため、以後のシリーズでは多数のガンダムが登場するようになる。また、『聖闘士星矢』の影響で「ガンダムW」以降は美少年が多数出演。

 もはや、小さな子供から大人まで知らないものはほとんどいない感の『ガンダムシリーズ』。ウルトラマン、仮面ライダー、ドラえもん、サザエさんなどと同じく、世代を超えて語り継がれていくものの仲間入りをしていることに誰も異論は唱えないはず。私もいずれ自分の子と「最初のガンダムは…」と話すときがくるのであろうか。語るよ~ん、心して聞け、息子よ

柴 英斗
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by shibaei | 2007-05-15 16:20 | マンガ・アニメ


シカゴ生活を経て、子育てやアニメ・特撮、海外赴任経験を語ります。
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