日の本にて…  ハロー、シカゴ



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SUNRISE & SUNSET

北の窓から朝日も夕日も見える。
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なんと5:30~21:00くらいまで太陽が出ている。


日照時間が長いから何でも大きくなるのか!?
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ほんだらの。
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by shibaei | 2007-07-16 00:18 | 海外

日の本へ…その246「アメリカ・非移民ビザ取得までの道」

 やっとビザが来た。長かった…。

 日の本へ…  その246「アメリカ・非移民ビザ取得までの道」

 今回の話はさっぱり分からんと言う方も多いと思いますが、ビザ取得ってそんなに簡単じゃないんだよということが少しでもご理解いただければ幸いです。

 07年6月現在、アメリカのビザ取得は手続きが非常に煩雑で、会社がバックアップしてくれても分かり難いことが多いのが事実。お役所的に書類が揃ったら「はい、入国してください」ではなく、自分の国(今回の場合はアメリカ)に入ってくる人間が入国するにふさわしいかどうかを定めているわけで、手続きが面倒だったり、担当の職員が横柄だったり、冷たかったりするのも仕方がないことらしい。特に、テロ事件以後は、申請のために大使館・領事館での面接が必須となっている。面接までの道のりが長く、また、面接で結構な数の人が申請却下となっている。一度、却下されると同じ種類のビザ申請が非常に困難になるので、できるだけ1回でパスしたいものであるが…。

 私36歳、勤務11年。妻一人、子一人。いろいろある非移民(永住を目的としない)ビザのうち、就労ビザの1種であるLビザを申請することになった。例えば、観光・短期はB、学生はF・M、同じ就労でも短期はH、企業内転勤はL、貿易や投資目的ならE、スポーツ・芸能関係はO・P、報道関係はⅠビザとなる。ビザによって有効期間や内容が異なる。Eビザは米国での投資が可能、H・Lでは不可である。アメリカで起業するぞという人はEビザを狙わないといろいろ制約が厳しくなるが、当然その申請基準の壁は厚く、高い。申請に数年!かかる人もざらではないそうである。
 2007年3月31日、北米の顧問弁護士からメールによる指示が出た。私と家族の情報はメールで、その他揃えられる資料を可能な限り早く揃えて送るように、とのこと。無論、全て英語。
 1.私・家族のフルネーム、出生地(戸籍に記載されている正確な出生地)、誕生日、住所
 2.私・家族のパスポートのIDナンバー、満了期限
 3.現部署に異動になった日
 4.私の履歴書。さらに現部署、及び入社してから今までの履歴と仕事内容。
 5.私・家族のパスポート(過去のものも)のコピー、ブランクも含む全ページ。
 6.私・家族のアメリカビザ(過去に取得していれば)のコピー
 7.大学の卒業証明書
 8.私・家族の出生証明書
 9.結婚証明書
 7の卒業証明書は、卒業した大学に問い合わせて取り寄せることができる。郵送なども可能なはずだが、私の場合は関西の大学だったので、直接、大学に取りに行った。弁護士の指示では、日本語でいいとのことだったが、英文を大学で発行してくれるなら、そちらの方が手間を省けるようだ。また、ついでに自分の専攻の英語の正確名を調べておくべき。私は文学部卒だが、Literature Department ではなく、School of Humanitiesだった。
 8と9は、日本の場合は「戸籍謄本」一枚で全て間に合う。
 弁護士から第2の指示
 1.2006年度の源泉徴収書…人事が作成。
 2.職歴証明書…自分で作成、人事部長のサインをもらう。
 弁護士から第3の指示
 1.会社の登記簿謄本
 2.会社の2006年度の監査報告書
 3.会社の組織図
 この件に関しては、こちらで準備しなくても北米で準備できる資料だったようだが、向こうでの連絡不足だったらしい。特に監査報告書については、4月現在で06年の決算は未だであり、日本の企業は3月締め、「年度」という捕らえ方の説明にかなり苦労した。05年度のもので可となる。こちらも人事に発行依頼。
 上記の資料・情報を北米の本社宛に送り終わったのが4月24日である。これらを北米で全て英訳し、移民局に提出、移民局がこれを受け取り、認可が下りないと次のステップに進めない。いろいろなサイトを調べる中で「認可が下りるまで1~3ヶ月ほどかかる」と聞いて焦ったが、「15日以内に認可する」との返事が移民局から弁護士宛にあり、実際に認可が出たのが5月21日。認可状を含む書類がまず北米の会社に送られ、それらを加工した上で、やっと私の元に届いた。それが6月4日。実に2ヶ月以上かかったことになる。

 ここから次のステップ。
 07年6月現在、アメリカのビザ申請には必ず領事館・大使館での面談が必要である(16歳以上)。Webサイト上にて面談を予約するのだが、私の場合、ここまでは北米の弁護士がやってくれた。ここでは都合上、私がやらなくてもよかったことも説明しておく。
 ◆書類DS-156~面談日の予約について
http://japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-niv-walkin1.html
 上記、アメリカ大使館のHPよりアクセスし、DS-156をネット上で作成することでバーコード番号が確定します。この番号を元に申請料金100ドルを先払いしなければならない。DS-156は細かいことも書かねばならないが、渡航日などわかる範囲で大丈夫なようである。DS-156を入力するとバーコード番号が確定し、この番号を入力することで、面設日の予約画面に入れるようになる。話で聞いていたほど、予約がいっぱいではないので、ずっと先まで予約が取れないという自体にはならないはずである。面接日を予約すると、さらに「お客様番号」が確定し、この番号をもって面談日までに申請料をATMを通じて支払っておく。ここで注意したいのは、年齢に関係なくDS-156の作成・申請料は必要だが、面談自体は15歳以下は免除されるということ。
 ◆書類DS-157は自分で作成。
 面談の必要がある16歳以上の申請者のみ必要。これはサイトからプリントアウトする。中学以上の学歴が必要で、欄が小さいのと転校が多かったこともあり、私は学歴のみ別紙で作成した。
 ◆自分で用意した資料の確認。
 パスポート、写真をDS-156に貼り付け、ATMご利用明細書、DS-157、ゆうパック(ex-pack500)に自宅の宛先を書いたもの、など。ゆうパックは北米からの指示では一人1つだったが、実際は家族で1つでOKだった(後述)。
 ◆面談 当日
 朝8:30のアポで、8:15に領事館前に着いたところ、既に長蛇の列。面談は受付順なので、早めに終わらせたいなら、もう少し早めに行くべき。その場でそのまま並ばされ、1階玄関で3~5人ずつ中に呼び込まれていく。警備員の方が手馴れているようで大きな混雑はなかったが、雨の日は大変であろう。子連れの方もいたがこれも厳しい。私の子どもは妹に預かってもらっていたので少し楽だった。玄関を入ったところでは空港並の持ち物検査があり、携帯などの精密機器、飲食物はここに預ける。
 大阪領事館では、検査の後3階に上がる。3階には5つの窓口があり、E・Lビザと他のビザに分かれて並んでいた、というかばらけていた。というのも、E・Lビザ以外の申請者が圧倒的に多いので、私の行く先は少し空いたのだが、かなり横柄な職員が誘導していてルールがよく分からず、非常に非効率的に感じた。前後の人と自分の順番を確認しておくことをお勧めする。
 自分の順番が来たら、窓口(切符売り場?というより刑務所の面会室ようなガラス越し)で書類一式を提出。ここの職員は日本人である。ここで書類に不備があると追い返されるようで、この日も数人見かけた。私の場合、弁護士が家族の分にも分厚い会社関係の書類を用意してくれていたが、「1つでよい」と全てその場で返却された。また、3人分用意していたゆうパックも1人分で大丈夫とのこと。ルールがよく変更されることもあるし、書類が足りないよりも、多い方がずっとマシであろう。重かったけど。
 書類チェックが終わると、そのまま2階へ。ここが面談本番だ。同じようにガラス越しのブースがいくつか並んでいたが、この階の職員はアメリカ人である。フォーク形式で並ばされ空いたブースへ呼ばれる。ちょっと緊張したが、なんのことはなく日本語で「どんな仕事をしますか?」と聞かれた。日本語で返答したところ、全く理解していないようだった。「英語で説明した方がいいのか?」と悩んでいると、書類をパラパラと眺めた彼女は一言、「OK!」。拍子抜けだ。左右人差し指の指紋を登録して難なく終了。
 英語で受け答えしている申請者もいたのはいた。語学力に自信があるなら、それでいいだろうが、私のように不安な場合、下手に英語で答えていろいろ突っ込まれるよりも日本語で通した方がいいと個人的には思う。書類に書いてあることと違うことを言うのが一番怖い。書いてあることを自分の言葉で、且つ英語で言える自信がないとお勧めしない。こうして書くとLビザは非常に簡単に取れるみたいだが、決してなめていけないのだ。ビザは、ある目的を達成するために許可をもらうものであり、その目的を達成したらアメリカから出て行きますと宣言するものである。仕事が目的なのに、中途半端に「語学勉強とかもやるんだ」とか言うと面倒くさいことになりかねない。もしビザが降りなければ、自分だけでなく全ての人の労力や時間を無駄にしてしまう。変なプライドよりも確実さを取るべきでしょう!
 ここまで済めば、一週間以内に念願のビザが手元に届くはずである。私は木曜に面談して土曜日にはもう手にしていた。これがあるかないかで自由度が段違いなのだから、手続きは邪魔臭くても疎かにはできない。ブラジルなんて一日の滞在でもビザがいるんだとさ。

 私がビザを手にするまでに2ヶ月半。恐らく非常にスムーズに行ったケースであろう。会社のおかげある。今から申請する方に少しでも参考になれば幸いである。ならないか?

2007年6月11日
柴 英斗
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by shibaei | 2007-06-11 11:13 | 海外


シカゴ生活を経て、子育てやアニメ・特撮、海外赴任経験を語ります。
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