ものすごーく困っているのが、アメリカから日本へのお金の送金。
・現金での持込・持出には制限があります。(確か100万円くらいまで?)
・トラベラーズ・チェックはかなり手数料がかかります。
・考えられるのは、こちらの銀行から日本の銀行への送金。
これも手数料はかかりますが、銀行によっては安価にできるようです。
こっち来た当初(SSNもなかった頃なので)、ボスの言いなりで口座を作り、自分では何も調べてませんでしたが、今回、初めて日本人のいる銀行に行き、改めて口座を開設することにしました。
(帰国するのに銀行口座開設ってどーよ!?)
今回の記事は、CITIBANK N.A.の高山さんのご好意によるものです。
CITIBANK N.A.
高山さんには直接お会いしたときだけなく、前後(現在も)、電話、メールで親切にご対応いただいています。
高山さん、ありがとうございます。
今回、
初めて知ったこと。
・私が今まで給与振込みに使っていた銀行は、海外送金どころか、アメリカの銀行へさえオンラインで送金ができない。
オンラインでどこまでのサービスが受けられるか、要チェックです。
・アメリカの銀行には一般的に、
チェッキング口座とセービング口座があり、この2つの口座を同時に開設します。
大元になるRouting番号を取って、さらに、チェッキングとセービング、両方の口座番号、計3つの番号を持つことになります。
・
チェッキング口座とは、チェック(小切手)を切るための口座。
お金がしょっちゅう出入りする口座という理解でいいようです。給与振込み、自動引き落としはこの口座を指定します。チェック・ブック(小切手帳)は自動的にこの口座からの発行になるので、チェックに書いた金額はこの口座から落ちます。
この口座に入っている金額に対しては利子はつきません。
・
セービング口座とは、お金をセーブする(貯める)ための口座。
給与をチェッキング口座に振り込んでもらって、支払いなどが終わったあとの残金をこのセービング口座に移すのが一般的。つまり、ここのお金には極力、手をつけません。この金額に初めて利子がつきます。
つまり、
いくらお金を銀行に預けていても、チェッキング口座内にある限りは利子がつかないということ。
んで、私。
シカゴに来て20ヶ月、何で利子がつかないんだろーとのんきに思ってましたが、ここにきてようやく原因が発覚!
はい、
チェッキング口座しか作ってなかったんです。
お金にあんまり興味がないとはいえ、自分の無知ぶりに改めてびっくり。
教えてくれよ、ボス!とも正直、思いますけど。
うちの会社は、私が駐在員である限りは年に数回の日本への送金手数料を負担してくれます。
でも、これは平時にできた規則。
(誰もここまでの円高を予想できなったしょうけど。)
今、ドルを日本に送金したら、大した預金額でもないのに、私が赴任した頃(ほんの1年半前)のレートに比べて、
軽自動車1台分くらいの損をします。
私、何も悪いことしてないのに、勝手にお金がなくなるんです。
いくらお金に頓着しないと言っても、これは我慢の限界を超えます。
ですから、しばらく、ドルで保管しておくしかありません。
(かといって数年後にレートが元通りになる保障は全くありません。)
次に悩むのはドルでアメリカと日本、どっちで保管しておくか?
銀行の方は、金利は日本よりアメリカの銀行の方がずっといいですよ、とは言ってくれましたが…。
アメリカだって銀行がどんどん潰れてるんですよねー。
もし、そうなったら日本から、しかも英語でどうやって交渉すべきでしょうか?
とりあえず、アメリカの口座に預金を残しておき、帰国後、日本でドル建ての口座を開設して、そこに送金することを考えています。
当然、送金手数料は自分持ち。金利も日本のものになりますけど。
ほんだらの。
↑38位。
↑10位。
これからこちらで口座を開く方の参考になれば幸いです。ぽちっぽちっ。
柴 英斗
ブログはほぼ日刊 http://shibaei.exblog.jp/
メルマガは月刊? http://www.melma.com/backnumber_102854/